「即断即決」の落とし穴、知っていますか?

「経営者には 、即断即決が必要」
と、よく聞きますよね。
確かに、スピードは大事です。
でも、ここで一つ、大事なことをお伝えしたいです。
それは、
「即断即決も、落とし穴がある」ということです。
どういうことか?
「いろいろ考えずに、とりあえず決めちゃえ」
と、考え抜かずに決めてしまう。
これって、非常に危険です。
なぜなら、
後から修正や変更等が
増えてしまうからです。
例えば、
契約書を確認せずに判印を押した。
「スピード優先で」と考えて…。
でも、 後から
「あ、この条項ヤバイな…」と気づいて、
修正手続きをしなきゃいけない。
最初から確認していれば、5分で済んだはずが、後から修正するのに1時間かかったりします。
これが、
「即断即決の落とし穴」です。
逆に、
「ちゃんと考えてから決めよう」
と、初めに時間をかけて判断をしておけば、
後から修正や変更等をかけずにすみます。
つまり、
「判断に時間をかけること」も大事なのです。
結局、
トータルのスピードで考えたら、
「最初にちゃんと考える」方が早いケースが多いです。
でも、多くの経営者は、
「今、判断する時間」だけを見て、
「急げ、急げ」となってしまう。
その結果、後から余計な労力と費用がかかってきてしまいます。
では、どうすればいいか?
答えは、「バランス」です。
・緊急性が高い場合は、即座に判断する
・緊急性が低い場合は、時間をかけてちゃんと考える
この使い分けが大事です。
例えば、
取引先からの急な対応が必要な案件は、素早く判断する。
でも、
今後何年も続く重要な決定なら、
時間をかけてちゃんと考える。
もし今、「スピード重視で、いろいろ決めているな…」と思ったら、
一度、「本当に急いで決める必要があるのか?」を考えてみてください。
「即断即決」は大事ですが、
同じくらい
「判断の質」も大事です。
スピードと熟考のバランスを取ることで、初めて正しい経営判断ができるものですよ。
ちなみに、
「判断に時間がかかる人」は、実は優秀なことが多いです。
なぜなら、
いろんなリスクを考えているから。
「速く決める人」が優秀というわけではなく、「正しく判断する人」が優秀と言えるかもしれません。
*記事内の事例(ケース)については、フラット経営事務所・行政書士法人フラット法務事務所で経験したものだけでなく想定ケースも含まれ、実際の事例とは異なることがあります。また、関係法令は記載した時点のものです。
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