計画を見直すことはブレてる?

突然ですが、
「3年計画を立てた」
「5年の事業計画を決めた」
「経営方針を決定した」
こういう時、「よし、この計画でいくぞ!」と思いますよね?
その気持ちは分かります。
でも、実は、その考え方が落とし穴かもしれません。
なぜなら、「計画は立てたら終わり」ではなく、「計画は常に見直すもの」だからです。
どういうことかというと
世の中は、常に変わっていますよね。
市場環境も変わるし、顧客ニーズも変わるし、競合も出てくるし、技術も進化する。
そういう中で、「3年前に立てた計画」を固く守り続けたら?
現実とのギャップがどんどん大きくなっていってしまいます。
「あ、うちの計画ってもう古いな…」と気づいた時には、もう遅かったなんでことがあります。
つまり、計画と現実がズレてしまうのです。
だからこそ、マスタープランは常に見直す必要があるのです。
では、どのくらいの頻度で見直すべきか?
基本は、「毎月、毎四半期、毎年」という3つのレベルで見直すのをお勧めします。
毎月は、「今月の目標を達成できているか?」という短期の確認。
毎四半期は、「3か月間で何が変わったか?」という中期の見直し。
毎年は、「この1年で大きく環境が変わったか?」という長期の見直し。
このサイクルを回し続けることで、計画と現実のギャップを埋め続けることができます。
さらに、大事なのが「見直す時に、過去に執着しない」ということです。
「去年はこれをやると決めたから…」
という理由で、古い計画を守り続けるのはナンセンスです。
世の中が変わったのに、計画が変わらないのはおかしいですよね。
例えば、「新しいサービスを立ち上げる」と計画していたとします。
でも、3か月経って市場調査をしたら、「思ったほどニーズがないな…」とわかった。
その時に、「去年決めたから…」という理由で、突き進むのは間違いなのはわかりますよね。
そこで、「じゃあ、方向転換しよう」「別のサービスを試してみよう」と見直す柔軟さが大事です。
つまり、マスタープランは、「羅針盤」であって、「地図」ではないのです。
羅針盤は、常に北を指し続ける。
でも、進む道は、現実に合わせて自由に変えられるのです。
その柔軟性を持つ経営者が、新しい現実に対応し続けて、生き残っていくものですよ。
もし今、「5年前の計画にどうしてもこだわってしまう…」「現実とのギャップが大きくなっている…」「環境変化に対応できていない…」と思っているなら、
今すぐ、マスタープランを見直してみてください。
・この3か月で、世の中は何が変わったか?
・それに応じて、うちの計画はどう変わるべきか?
・古い計画の何を手放すべきか?
この3つを、真摯に問い直してみてください。
その見直しから、新しい戦略が生まれるはずです。
マスタープランは、立てたら終わりではなく、常に見直すことが鉄則です。
ちなみに、「計画を見直す」というと、「ブレている」「決断力がない」と思う人もいるかもしれません。
でも、違います。
環境の変化に対応することが、最大の強さです。
古い計画に執着することの方が、弱さです。
見直す勇気を持つ経営者が、真の力を持っているといえるかもしれません。
*記事内の事例(ケース)については、フラット経営事務所・行政書士法人フラット法務事務所で経験したものだけでなく想定ケースも含まれ、実際の事例とは異なることがあります。また、関係法令は記載した時点のものです。
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