選択肢が多過ぎると売れない

「うちのサービスは、こんなにたくさんあります!」
「いろんなプランをご用意しています!」
という企業やお店、意外と多いですよね。
「選択肢が多い=お客さんが選べる=良い」
と思う気持ちは分かります。
でも、実は、その考え方は間違っています。
むしろ、選択肢は多いほど売れなくなります。
なぜなら、「脳は選択を面倒に感じる」と言われています。
人間の脳は、意思決定に疲れてしまうのです。
AかBか、どちらかを選ぶだけでも疲れるのに、
10個、20個の選択肢があったらどうでしょう?
脳は完全に過負荷になってしまう。
その結果、「面倒くさい…」となって、
「別の会社でいいや」と逃げてしまうのです。
だから、選択肢が多すぎると、
むしろ売れなくなってしまいます。
これを実証した有名な実験があります。
スーパー店舗でジャムの選択実験。
「選べるジャム24種類」というブースと、
「選べるジャム3種類」というブースを作った。
結果、
24種類のブースには人は集まるけど、購買率は低い。
3種類のブースには人は少ないけど、購買率が高い。
となったそうです。
つまり、
「選択肢が多い=迷ってしまう=買わない」
ということになるということです。
経営に当てはめると、どうなるでしょう?
例えば、サービスを提案する時。
「基本プラン」
「スタンダードプラン」
「プレミアムプラン」
「VIPプラン」
「カスタムプラン」
こんなに多く提示してしまうと、クライアントは迷ってしまいます。
「どれがいいのだろう…」と考えるうちに、決定疲労が起きて、
「考え直します」となってしまう。
でも、
「基本プラン」
「スタンダードプラン」
「プレミアムプラン」
この3つだけに絞ったら?
クライアントはスムーズに決定できかもしれません。
なぜなら、3つなら比較するのが容易だからです。
つまり、「選択肢は3つに絞るが正解」ということです。
しかも、3つに絞ると、営業トークもシンプルになりますよね。
「Aはこういう人向け」
「Bはこういう人向け」
「Cはこういう人向け」
わかりやすくなります。
もし今、「サービスをいろいろ用意しているのに、なかなか買ってもらえない…」と思っているなら、一度、「選択肢が多すぎないか?」を見直してみてください。
そして、思い切って絞る。
「えっ、これだけ?」と思うくらい絞る。
そうすると、クライアントの決定速度が格段に上がるかもしれません。
ちなみに、人間の脳は、毎日3万5000回という意思決定をしていると言われているそうです。
その結果、脳は疲れ果ててしまうということですよね。
だから、選択肢が多いと「もう決定したくない」となってしまうようです。
つまり、シンプルな提案をする方が、相手の脳に優しいということですよ。
相手の脳に優しいサービスが、最も選ばれるサービスということかもしれません。
*記事内の事例(ケース)については、フラット経営事務所・行政書士法人フラット法務事務所で経験したものだけでなく想定ケースも含まれ、実際の事例とは異なることがあります。また、関係法令は記載した時点のものです。
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