「資金調達できない」のは、実は〇〇が原因です

先日、あるスタートアップの経営者から
「資金調達がうまくいかなくて…」
という相談を受けました。
事業計画を見せてもらったら、
非常に良い内容だったのです。
ビジネスモデルも、
市場性も申し分ない。
「これなら普通に調達できそうなのに、なぜだろう?」
と思って、いろいろ話を聞いていくと…
原因がわかりました。
それは、
「数字の根拠が弱い」
ということでした。
売上予測はあります。
でも、
「なぜその数字になるのか?」の説明ができていませんでした。
金融機関や投資家が見ているのは、
「夢」じゃなくて「再現性」なんですよね。
つまり、
・この数字は、どういう根拠で出したのか?
・過去の実績から見て、達成可能なのか?
・リスクが発生した時、どう対応するのか?
こういう部分です。
CFOなどの取締役として、
大手金融機関との融資交渉を何度もしてきましたが、
彼らが一番気にするのは、
「この会社、ちゃんと返せるのか?」
です。
当たり前ですよね。
だから、
「絶対成功します!」
という熱意だけじゃ残念ながら通りません。
必要なのは、
「数字の裏付け」と「リスクヘッジ」
例えば、
・顧客獲得単価はいくらで、何件取れる見込みか?
・固定費と変動費のバランスは?
・最悪のシナリオでも、返済できる計画か?
こういう細かい部分を、
きちんと説明できるかどうか。
ここが、資金調達の成否を分けます。
もし今、資金調達がうまくいっていないなら、
一度「数字の根拠」を見直してみてください。
熱意は大事。
でも、それ以上に
「冷静な数字」が必要です。
ちなみに、財務資料って
「自分で作ろう」とすると、
すごく時間がかかります。
しかも、金融機関が求めるフォーマットと
ズレてしまっていることも多いです。
最初から専門家に相談した方が、
結果的に早く・確実に調達できますよ!
*記事内の事例(ケース)については、フラット経営事務所・行政書士法人フラット法務事務所で経験したものだけでなく想定ケースも含まれ、実際の事例とは異なることがあります。また、関係法令は記載した時点のものです。
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